日本の牡蠣

日ごろ私たちが食べている牡蠣。一年中見かけますね。

牡蠣の旬はいつなのでしょうか？東北と中国地方で違いはあるの？

意外と知らない牡蠣について調べてみました。

牡蠣の種類

日本で採れる牡蠣は大きく分けて2種類あり、【真牡蠣】　【岩牡蠣】があります。

～真牡蠣～

真牡蠣は秋冬から栄養を蓄え、年に一度夏の手前で一気に産卵します。

そのため一般的に春から夏にかけては卵が入っていたり、産卵直後は栄養が抜けた状態で味が落ちてしまったりします。

ですから真牡蠣の旬は俗に「Ｒのつく月」といわれ、９月（September）から４月（April）が美味しいと言われているのです。

おススメは初春。真牡蠣は身がパンパン膨れていて水っぽさがなく濃厚。

＜各地の真牡蠣の旬　一例＞

・北海道　　サロマ湖産　真牡蠣　　 　　10月～3月

・岩手県　　石巻産　　真牡蠣　　　　 　10月～3月

・三重県　　浦村産　　真牡蠣　   　　 　11月～3月

・広島県　　能美島産　真牡蠣　　　   　 11月～3月

・福岡県　　糸島産　　真牡蠣　          　11月～5月

～岩牡蠣（夏牡蠣）～

岩牡蠣の産卵も同じく夏場ですが、真牡蠣と違って一気に産卵をせずに少しずつ何度も産卵するようです。

そのため、夏場栄養を蓄えて大きくなった岩牡蠣を食べることができます。

岩牡蠣は6月の終わり～8月の初めまでが旬。

冬の真牡蠣より殻が厚く身が大きいのが特徴。大きいのに身が締まっていて濃厚な味。

＜各地の岩牡蠣の旬　一例＞

・島根県　隠岐ノ島産　岩牡蠣　　　 　3月～6月

・長崎県　五島列島産　　岩牡蠣　　 　6月～7月

日本では真牡蠣と岩牡蠣で一年中食べることができる牡蠣。

北海道から九州まで牡蠣といっても形や味が違うようですね。

海水の栄養を体に取り入れて大きく育つ牡蠣。　海によって違ってくるのでしょうか。

日本各地で採れる牡蠣を食べ比べてお気に入りの牡蠣をみつけてください！

栄養たっぷりの海のミルク「牡蠣」を食べることのできるお店

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