炭おこしに時間がかかってしまう。食材を焼きすぎてしまった。
そんな経験はありませんか?
ここではBBQがはじめての人でも失敗しないためのノウハウをご紹介します。
煙が少なく、火持ちが良いBBQ向きの『成型炭』を使った炭おこしのご紹介です。※成型炭は、木材を製材する際に出るオガ屑を高温・高圧で成型したものです。
BBQの調理では、大きな食材をしっかり焼くことが大切です。食材の外側が焦げてしまったり、生焼けだったりしては、せっかくの食材がだいなしです。食材や調理段階に分けてスリーゾーンファイヤを使い分けしましょう。
弱火ゾーン
弱火ゾーンは、食材の保温や避難場所に使用します。焼き上がった食材はとりあえずココに置いておきましょう。また、脂の多い肉を焼く場所としても有効です。
中火ゾーン
じっくり焼くには中火ゾーンを使います。肉や野菜に火を通すには最適なゾーンです。肉を焦がさずに、中までしっかり火を通します。
強火ゾーン
強火ゾーンでは、肉の表面に焦げ目をつけます。肉を焼く場合、ここできれいな網目を付けましょう。この強火ゾーンには食材は長い時間置かないように注意しましょう。
1.炭から 15 ~ 20 センチくらい上に手をかざします。
2.「ワンミシシッピ、ツーミシシッピ、スリーミシシッピ…」と、手のひらが熱さに耐えられなくなるまで数えます。
3.「ミシシッピ」と言えた回数によって、炭の温度が推測できます。
「ミシシッピ」と言えた回数と温度
2 ~ 3 回 →200℃以上の強火
4 ~ 5 回 →160℃程度の中火
6 ~ 10 回→140℃以下の弱火
夏のBBQ本格的シーズン。特に気をつけてほしいのが食中毒。衛生管理の意識を高く持ち、正しい知識を備えてBBQを楽しみましょう。
1.食材を扱うときは必ず手を洗う。
2.下ごしらえは、できるだけ自宅で。
3.肉を切った包丁やまな板は、熱湯消毒をする。
4.豚肉や鶏肉は、しっかりと加熱する。
5.使い捨ての箸や紙皿・コップに名前を書いて、マイ箸・マイ皿・マイカップに。
「デジキュー・食材セット」では、食べ易いと同時に食中毒を未然に防ぐため、食材はあらかじめカットされています。下ごしらえや包丁は特別必要ありません。
ゴミは「減らす」「分ける」「持ち帰る」が原則。BBQ を楽しみながら、ゴミの量を減らしておく工夫が大切です。そして、「来たときよりもキレイに」を心がけて、つぎの利用者へ引き渡すようにしましょう。
1.調理中に出たゴミは、そのつど分別しておく。
2.どの施設もゴミは持ち帰りが原則。
3.「デジキュー」でコンロや網をレンタルした場合、網やコンロはそのまま返却OK!炭もコンロに入ったまま返却してください。
※施設によっては有料でゴミ袋を販売・回収してくれるところや、テーブル代にゴミ回収費が含ま れている場合があります。詳しくは、各バーベキュー場施設までお問い合わせください。